社会的養護・里親関連おすすめ本・映画

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児童の社会的養護についてよくわかる本

『日本の児童養護 : 児童養護学への招待』
ロジャー・グッドマン、津崎哲雄訳(2006) 明石書店

b1.jpg内容(「MARC」データベースより)

日本の児童養護制度、民間児童養護施設、同族経営、大規模集団養護依存、低劣な職員定数基準、児童相談所の実態などの具体的な施策・制度の分析記述だけでなく、日本社会の特性の一断面をも呈示した英国人人類学者の知的産物.

ピーター ヘイズ、土生 としえ、 津崎 哲雄監訳(2011)『日本の養子縁組―社会的養護施策の位置づけと展望』明石書店

b2.jpg内容紹介

イギリスの政治学者と社会学者による日本の養子政策論。要保護児童のための特別養子縁組に焦点を当て、代表的民間養子縁組組織の活動、国際養子縁組の位置づけ、施設養護と家庭養護の比較検討から今後の制度改革の展望まで、実地調査と豊富な資料渉猟を元に分析する。

映画 「草原の椅子」http://www.sougennoisu.jp/

宮本輝「草原の椅子」上、下 の映画化
b4.jpg内容(「BOOK」データベースより)

遠間憲太郎は長年連れ添った妻とも離婚し、五十歳になりさらに満たされぬ人生への思いを募らせていた。富樫重蔵は大不況に悪戦苦闘する経営者だが、愛人に灯油を浴びせられるという事件を発端に、それを助けた憲太郎と親友の契りを結ぶ。真摯に生きてきたつもりのふたりだが…。人間の使命とは?答えを求めるふたりが始めた鮮やかな大冒険。

「草原の椅子」は2013年佐藤浩一さんの主演で映画化されました。こちらもご覧ください。血のつながらない親子の物語です。

MO1.jpg内容紹介(amazon ショップより)
☆『八日目の蝉』『武士の家計簿』の製作スタッフが贈る感動作。血のつながらない子供を愛したとき、もう一度生き抜くと決めた男二人と女一人。
日本から世界最後の桃源郷、フンザへ。それは、希望へ旅立つ物語。大人のための素敵な寓話が誕生した。登場人物たちの心の葛藤が、時にはユーモラスに、時に優しく丁寧に綴られ、人生の岐路に立った者たちに向けて温かな希望を投げかけるーー。原作は、登場人物の繊細な心の動きや、大自然の描写の美しさで絶賛されている宮本輝の同名小説であり、長きに亘って映像化は不可能とされていた。その名作を、『八日目の蝉』で第35回日本アカデミー賞最多10部門を受賞するなど2011年の映画賞を総ナメにした成島出が監督。原作と同じ舞台設定となるパキスタン・フンザで、日本映画初の本格的な長期ロケを敢行し、見事な映像を納めることに成功した。キャストには、憲太郎役に優しさと強さを圧倒的な存在感で表現する佐藤浩市、親友の富樫役に、ジャンルを越えた活躍を続ける西村雅彦、貴志子役に、幅広い世代の女性に絶大な支持を得る吉瀬美智子が配されるなど見ごたえ十分な布陣となっている。主題歌はGLAYが担当!

[STORY]バツイチで、年頃の娘と二人暮らしの遠間憲太郎に、50歳を過ぎて三つの運命的な出会いが訪れる。ひとつは、取引先の社長・富樫に懇願され、いい年になってから親友として付き合い始めたこと。もうひとつは、ふと目に留まった独り身の女性・貴志子の、憂いを堪えた容貌に惹かれ、淡い想いを寄せるようになったこと。3つめは、親に見離された幼子、圭輔の面倒をみるようになったこと。憲太郎、富樫、貴志子の3人は、いつしか同じ時間を過ごすようになり、交流を深めていく中で、圭輔の将来を案じ始める。年を重ねながら心のどこかに傷を抱えてきた大人たち。そして、幼いにも関わらず深く傷ついてしまった少年。めぐり逢った4人は、ある日、異国への旅立ちを決意する。そして、世界最後の桃源郷・フンザを訪れたとき、貴志子が憲太郎に告げる。「遠間さんが父親になって、私が母親になれば、あの子と暮らせるんですよね」

村田和木「家族」をつくる―養育里親という生き方 (中公新書ラクレ) [新書]

b3.jpg内容紹介

児童虐待の急激な増加によって、生みの親と暮らせない子どもを預かり育てる「里親制度」が見直され始めた。血のつながらない里親子が心を通わせていく様子を通して、親とは、家族とは何かを考える。

矢満田篤二、萬屋育子著 「赤ちゃん縁組」で虐待死をなくす
~愛知方式がつないだ命~ 、光文社新書(2015)

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児童虐待死の中で最も多いのは、生後すぐに殺してしまうものです。望まぬ妊娠で苦しむ女性が、中絶も出来ず出産し、出産したその場でわが子に手をかけるという事例は多いものです。これも殺人なのですが、、、
「愛知方式」とよばれる特別養子縁組をご存知でしょうか。児童相談所は通常生まれた後の「児童」に対応するようになってしまっているのですが、愛知県では産む前の女性にも対応しています。そして望まぬ妊娠の場合には、子どもが欲しいと望んでいる夫婦に特別養子縁組を前提にして委託しています。子どもの名前も、子どもを望む夫婦がつけるケースが多いそうです。成人まで施設ではなく、子どもを望んでいる夫婦に縁組することで、児童相談所の職員も安心できます。
赤ちゃん縁組を推進してきた児童相談所職員の矢満田氏と刈谷児童相談所元所長の萬屋氏の共著です。




お勧め映画

「そして父になる」

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昭和40年代に起きた沖縄の「赤ちゃん取り違え事件」を題材に是枝裕和監督が書き下ろした作品。福山雅治の主演。第66回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞。
子ども6歳になったある日、実の子ではないことが病院から知らされる。病院側は子どもを取り換えるように提案してきた。福山演じるエリート家族とリリーフランキーと真木よう子演じる庶民的な家族とがぎこちなく対面して子どもを行き来させていく。血のつながりか、これまで育ててきた時間なのか。里親や養子縁組をする家族にとっても考えさせる映画である。
ちなみに、監督の是枝氏は、日本では男親や祖父母が血縁を優先しこうした事例の多くで子どもを取り換えていることに驚いたと語っていた。
映画公式ページはこちらです。


「少年と自転車」

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2011年 ベルギー、フランス、イタリア、87分
第64回カンヌ映画祭コンペティション部門グランプリ受賞作品
第69回ゴールデングローブ賞外国映画賞ノミネート
第24回ヨーロッパ映画賞最優秀脚本賞

ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督は
「以前、日本で聞いた『帰ってこない親を施設で待ち続ける子どもの話』をもとに、この映画は生まれました。」と語る。施設に預けられた12歳の少年シリルと、週末里親になるサマンサの感動の映画です。シリルは父親を探しだしますが、、、。


映画のサイトはこちら。リンク

「オレンジと太陽」

エミリー・ワトソン、デイヴィッド・ヴエナム
ジム・ローチ監督、英国映画 、2011年公開
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ソーシャルワーカーとして働くマーガレットに、「私は誰?」と聞く女性。幼いころに施設に居て、たくさんの子どもたちと共にオーストラリアに送られた女性だった。
1970年代にイギリスで行われていた「児童移民」の実態と悲劇を描いた実話がベースになっている映画です。



お勧め本


book2.pngマイケル・ラター (著), 上鹿渡和宏 (翻訳) (2012)『イギリス・ルーマニア養子研究から社会的養護への示唆‐施設から養子縁組された子どもに関する質問』福村出版

社会的養護の実証実験データに関する記載があります。

◆里親のための本
武田 建、米沢普子(2014)『里親のためのペアレントトレーニング』ミネルヴァ書房

  • 本書は、里親になりたいと考えている人ならびに里親になり子育てに悩んでいる人を対象として企画されたものである。里親になる前に抱えやすい不安から、里親として里子を受け入れた後に起きるであろう様々な事態、悩みへの対処方法を、様々な里親家庭の支援を行ってきたベテランケースワーカーの経験と、その実践の根拠となったコーチング理論を基に解説。里親家庭以外の保護者にも役に立つ一冊。
  • ◎ 里親になる前から里親となり子どもを自立させるまでの 一連の過程を網羅。
  • ◎ コーチング理論に基づいた分かりやすい解説。 (「BOOK」データベースより)

吉田 奈穂子(2009)『子どものいない夫婦のための里親ガイド』明石書店

  • 申請、認定、委託に至るまでのおおよその道のりを紹介しつつ、そのときそのときに必要な情報にアクセスできるよう配慮。子どもを迎えたあとの生活もイメージできるよう、里親支援に関連した情報を掲載。養子縁組里親に興味をもつ方が高齢になりすぎないうちに一歩を踏み出すにはどうしたらよいか具体的に解説。
  • (「BOOK」データベースより)

◆制度関連
安部計彦編 (2009)『一時保護所の子どもと支援』明石書店
池谷和子 (2009)『アメリカ児童虐待防止法制度の研究』樹芸書房
和泉広恵(2006)『里親とは何か : 家族する時代の社会学』勁草書房
奥田安弘、高倉正樹、遠山清彦、鈴木博人、野田聖子(2012)『養子縁組あっせん~立法試案の開設と資料』日本加除出版 
柏女霊峰編 (2007)『これからの児童養護 : 里親ファミリーホームの実践』生活書院

家庭養護促進協会(1988)『新しい里親像を求める調査報告書』家庭養護促進協会
家庭養護促進協会(2001)『家庭養護とは何かーキイワードで綴る愛の手運動のあゆみ』家庭養護促進協会大阪事務所
菊池正治・清水教惠・田中和男・永岡正巳・室田保夫編(2009)(一部改訂)『日本社会福祉の歴史 付・史料―制度・実践・思想』ミネルヴァ書房

佐藤隆夫(1981)『親権』一粒社
庄司順一 (2003)『フォスターケア : 里親制度と里親養育』明石書店 高橋利一 (2002)『子どもたちのグループホーム―地域小規模児童養護施設の実施に向けて』筒井書房
津崎哲雄(2009)『この国の子どもたち 要保護児童社会的養護の日本的構築―大人の既得権益と子供の福祉』日本加除出版

西田芳正、妻木進吾、長瀬正子、内田龍史 (2011)『児童養護施設と社会的排除-家族依存社会の臨界」解放出版社
米倉明 (1998)『特別養子制度の研究』 新青出版,

熊本日日新聞(2010)「こうのとりのゆりかご」取材班編『揺れるいのち:赤ちゃんポストからのメッセージ』旬報社
こうのとりのゆりかご検証会議編、柏女霊峰(2010)『「こうのとりのゆりかごが」問いかけるもの~いのちのあり方と子どもの権』明石書店

◆児童虐待・愛着障害など 
池田 由子(1987)『児童虐待―ゆがんだ親子関係 』(中公新書)
岡田隆介編(2001)『児童虐待と児童相談所:介入的ケースワークの心のケア』金剛出版
岡田 尊司 (2011)『愛着障害 子ども時代を引きずる人々 』光文社新書
柏女霊峰編 (2001)『児童虐待とソーシャルワーク実践』京都 : ミネルヴァ書房
杉山 登志郎(2007)『子ども虐待という第四の発達障害 』学研のヒューマンケアブックス)

リヴィー、M・オーランズ著、藤岡孝志、ATM研究会訳 (2005)『愛着障害と修復的愛着療法―児童虐待への対応』ミネルヴァ書房
テリー・M. リヴィー (著), マイケル オーランズ (著), Terry M. Levy (原著), Michael Orlans (原著), 藤岡 孝志 (翻訳), ATH研究会 (翻訳「愛愛着障害と修復的愛着療法―児童虐待への対応」
杉山 登志郎 『子ども虐待という第四の発達障害』 (学研のヒューマンケアブックス)
西澤 哲 『子どものトラウマ』(講談社現代新書) [新書]
ヘネシー澄子(2004)『子を愛せない母 母を拒否する子』学習研究社

ジョン・ボウルビイ (著), 作田 勉 (翻訳) (1981)『ボウルビイ 母子関係入門』星和書店
ジョン ボウルビィ (著), John Bowlby (原著), 二木 武 (翻訳)(1993) 『母と子のアタッチメント―心の安全基地 』医歯薬出版
J・ボウルビィ (著), 黒田 実郎 (翻訳), 大羽 蓁 (翻訳) 『Ⅰ愛着行動 (母子関係の理論 (1) 』(1991)、『Ⅱ分離不安』(1995)、『Ⅲ対象喪失』 (1991)岩崎学術出版
book3.pngクレア パレット, ウィリアム ユール, その他 、上鹿毛和弘訳(2013)『子どもの問題行動への理解と対応―里親のためのフォスタリングチェンジ・ハンドブック 』福村出版

阿部彩(2008)『子どもの貧困―日本の不公平を考える』 (岩波新書)
阿部彩(2014)『子どもの貧困II――解決策を考える』 (岩波新書)
松本伊智朗編、清水克之、佐藤拓代、峯本耕治 、村井美紀、山野良一 著(2010)『こども虐待と貧困―「忘れられた子ども」のいない社会をめざして』明石書店

◆ ノンフィクション・ドキュメンタリー
坂本洋子(2003)『ぶどうの木―10人の“わが子”とすごした、里親18年の記録』 (幻冬舎文庫) 文庫 – 2003/10

  • 子どもに恵まれず、18年前、里親として初めて“長男”を迎えた著書は、予想もしなかった社会の無理解と差別にぶつかる。やむなく長男を施設に戻さざるをえなくなった時、親子の絆を支えた「ぶどうの木」の聖句。しかし長男は17歳のの夏、バイク事故で不慮の死を遂げる…。親子とは、人のつながりとは何かを問う、感動のノンフィクション。 (「BOOK」データベースより)

東京養育家庭の会みどり支部 (著), 坂本 洋子 (編集)(2008) 『わたしたち里親家族! 』明石書店
杉山春 (2007)『ネグレクト : 育児放棄-真奈ちゃんはなぜ死んだか』 小学館・・・2000年       に愛知県で若い夫婦がネグレクトしたことで当時3歳の長女が餓死した事件のドキュメン                                                                                                                                  ト 
杉山春(2013)『虐待』ちくま書房・・・2000年大阪市で3歳と9か月の幼い姉弟が餓死した事件のドキュメンタリー。若い母親が離婚後、子どもたちを育てながら風俗関係の仕事をしていたが、いつしか置き去りにして遊びまわっていた。・・・
奥野修司(1995)『ねじれた絆―赤ちゃん取り違え事件の十七年』新潮社

◆国際関係、国際比較
原田綾子 (2008)『「虐待大国」アメリカの苦闘 』ミネルヴァ書房
ボブ・ホルマン、津崎哲雄,山川宏和訳(2001)『社会的共同親と養護児童 : イギリス・マンチェスターの児童福祉実践』明石書店
マシュー・コルトン、ウイリアムズ・マーガレット、庄司 順一監訳 (2008) 『世界のフォスターケア: 21の国と地域における里親制度』明石書店
湯沢雍彦、里親を考える会 (2001)『子と里親 : 日本・外国の未成年養子制度と斡旋問題』日本加除出版

湯沢雍彦(2001)『養子と里親 : 日本・外国の未成年養子制度と斡旋問題』日本加除出版
湯沢雍彦編(2004)『里親制度の国際比較』ミネルヴァ書房
尾崎京子(2013)『アメリカから学ぶ困難な課題をもつ子どもの里親養育」公益社団法人家庭養護促進協会
養子と里親を考える会編・湯沢雍彦監修(2001)『養子と里親―日本・外国の未成年養子制度と斡旋問題』日本加除出版

◆経済学者の視点から、衛生経済学
森口千晶(2012)「日本はなぜ『子ども養子小国』なのか」井堀利明、金子能宏、野口晴子編『新たなリスクと社会保障』一般財団法人東京大学出版会、pp53-71。

◆その他
サラ・ブラファー・ハーディー、塩原通緒訳(2005)『マザー・ネイチャー』上下巻(早川書房)

  • 内容(「BOOK」データベースより)
  • 賢くて、残酷で、神秘的な驚くべきメスの戦略とは?太古よりメスは、自分の生き残りと繁殖とを秤にかけることで、たくみに淘汰をくぐり抜けてきた―科学書史上に残る傑作、待望の邦訳。
  • 内容(「MARC」データベースより)
  • 近年あらゆる生物で、じつに多彩で計算高いメスの繁殖行動が発見され、それとともにメスが進化に果たす驚くべき役割も明らかになってきた。母性の神話を打ち破り、進化論の新たな局面に挑む。早川書房創立60周年記念作品。

お勧めWEBサイト、ページなど

◆団体
ヒューマンライツウォッチが日本の児童養護に関する報告書を発表しました。
「夢がもてない~日本における社会的養護下の子どもたち~」(全89頁)2014年05月01日  LinkIconこちらからご覧ください。
内容・・・日本の社会的養護制度の仕組みと手続きを検証するとともに、乳児を含む子どもの施設収容から起こる問題点、その他の社会的養護制度下の人権問題に焦点をあてる。また社会的養護終了後の自立の過程で多くが経験する困難と、里親制度が抱える課題も検討する。最後に東日本大震災の震災孤児の経験を検証する。

認定NPO法人ブリッジフォースマイル調査チーム(2013)『全国児童養護施設調査2012施設運営に関する調査』 LinkIconhttp://www.b4s.jp/_wp/wp-content/uploads/2013/05/3233127440685006bd003400b115bbc5.pdf

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