児童養護 ワード集

児童養護 ことば集

W:愛着障害(あいちゃくしょうがい)
子どもは同じ大人との関わることで、安全基地ができる。そうして初めて、外部への興味がでて発達をするというもの。児童虐待の場合は、安心できるはずの親から暴力を受けたり、無視されるということで愛着障害になる。また、乳児院や児童養護施設でも職員が交替することで安全な基地にはならず、愛着障害となることが多いとされる。
愛着障害になるとどうなるのか。
自尊感情が低く、自信が持てず、コミュニケーション能力が低くなる。また、社会にでても就職ができず、時として反社会的行動をとることもある。
こうした愛着関係は乳幼児に特に重要で、生後すぐにでも乳児は愛着傾向を示し、別の環境に置かれると夜泣きを繰り返すことがあるともいわれる。特に3歳までに愛着関係を構築することが重要ともいわれる。
愛着障害を起こしている児童を委託された里親は、愛着の対象とできるのか、子どもから試されることになるが、途中で放棄すると、子どもへの影響はまた甚大になる。
参考書:
「愛着障害 子ども時代を引きずる人々」 (光文社新書) [新書] 岡田 尊司
W:試し行動
A:児童が、里親を本当に親になってくれるのか試す行動。児童虐待された児童は、大人を信用できない。自分が何をしても許してくれるのか、大人を試すのである。
嘘をつく、モノを盗む、叩く、噛む、など通常悪いとわかる行動をわざと取り、どういう対応をするのかを試す。里親は全てを受け入れることが求められる。
事例:お菓子を異常に食べる、食べることに執着する児童の場合。
ネグレクトなどで、満足に食事をさせてもらえなかったことが予想される。ある里親は、食べ過ぎて太ることを心配しつつも、もっとあるよと十分すぎる分量を常に提示して、満足いくまで食べさせた。児童は半年ほどして、適量を食べるように変化したという。
事例:里子から噛まれて、時折血が出ることもあった。痛いといっても止めてくれない。これまでの大人への気持ちを吐きだしているのだと我慢を続けた。半年ほどで落ち着いて噛む行為はなくなった。
W:赤ちゃん返り
W:パーマネンシー
アメリカの児童養護の概念の1つ。ことばの通り、永続的な養護という事。アメリカでは、児童養護に対して、SAFE、安全安心、パーマネンシー:永続的な、3つの

児童養護施設関連

W: 児童養護施設と養護学校、養護学級の違いは?
よく混同される方が多いですが、児童養護施設は親が育てることができない、親に養育を任せられない児童が居住し、生活する施設です。養護学校や養護学級は、身体障害、知的障害等の障害を抱える児童が、健常者の学校では授業についていけない、支障があるなどのために、サポート体制の整った形で学ぶことができる学校やクラスになります。
W:大舎制 (たいしゃせい)  
児童養護施設に用いられ、施設の大きさを表しています。大舎制は、20人以上が生活する施設で、中舎制は、13人~19人、小舎制は12人までの児童が住む施設です。
戦後は、孤児が街に溢れていたため、100人以上の大舎も多く存在しましたが、現在は、少なってきました。大舎制のもとでは子どもたちは1人になる場所も時間も得られず、施設内でもいじめられるなどがありました。
近年は、大舎制の弊害があるために家庭的養護を推進していることから、グループホーム型といった一軒家で6人程度が暮らす形式や、全体としては大きいのですが、生活の場は小さなユニットする形式の児童養護施設も増加しています。また、外観は施設と見えず、1軒家をグループホームとして使うケースも多くなっています。一方で、高校生になっても個室がない施設もあります。
平成24年3月現在では、全体552施設のうち、大舎 280(50.7%)、中舎147(26.6%)、、小舎226(40.9%)となっています。(平成24年3月1日現在)
また、大舎の中で、100人以上の施設は54、全体の9.2%となっています。(家庭福祉課、平成23年10月1日調べ)

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Q&Aの最終更新日 : 2016-09-12

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