新型コロナウイルス感染症拡大がもたらす里親会活動への影響について

 

2020 年 4 月 16 日

 
都道府県市里親会各位
 

公益財団法人全国里親会
会 長 河内 美舟

 

新型コロナウイルス感染症拡大がもたらす里親会活動への影響について

 
 世界規模で新型コロナウイルス感染症が拡大する中、我が国も感染者が急増し、4 月 7 日には国による緊急事態宣言が 7 府県に発令されました。その後、知事独自の判断で緊急事態宣言を発令する県も続出しております。人の動きも少なくなって町の様子も変わり始めました。多くの生活場面で影響が出ており、国民はなんとか乗り切ろうと懸命です。
 里親の皆さんには、日ごろ子どもたちの育成に精進されていることと思います。学校が休校になり、新 1 年生も登校できず里親家庭では毎日が夏休み状態で、里親家庭も予想外の対応です。
 皆さま方も、例年とは異なる新年度を迎え、公私共々、目まぐるしい日々をお過ごしのことと存じます。誰しもが一日でも早い収束を願っております。来ない朝はないと言い聞かせ、知恵を出し合いながら、この事態を乗り切っていきたいと思います。
 本会運営にも、にわかに影響が出始め、計画していた里母の集い・ブロック大会等々は軒並み休止に追い込まれています。重要会議も集合しての会議が認められないことから、書面表決や電話会議に切り替えつつあります 。
 さらに事務局のある東京では、時差出勤・テレワーク・出勤停止・外出自粛が求められ、会長はじめ役員が事務局に行けない状況が続いています。事務局業務も可能な限り整理して事務局員やその家族を含めた安全確保をさせていただきます。
 今後も事務局業務等が滞ってくるのは必須と思われます。そのことにより会員の皆さま方には多大な迷惑をおかけすることを心よりお詫び申し上げます。
 また、今後、感染症拡大は長引くことも十分考えられます。今後、本年度の本会運営につきましては状況に応じて判断してまいります。会員の皆様方にはホームページ等で迅速にお知らせしてまいります。
 皆様の都道府県市里親会も本会も、これまでにない局面を迎えておりますが、今後とも本会活動にご支援・ご協力をいただきますようくれぐれもよろしくお願い申し上げます。

 
「新型コロナウイルス感染症拡大がもたらす里親会活動への影響について」
 
 

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