いろいろな里親のかたち、いろいろな家族のかたち。

里親とは、「保護者のいない児童や保護者に監護させることが不適当であると認められる児童(=要保護児童)の養育を希望する者であって、都道府県知事が適当と認める者」。事情があって親元で暮らすことができないこどもを、一時的あるいは継続的に自身の家庭に預かり養育することを里親制度といいます。

  • 養育里親

    要保護児童を預かって養育する里親です。預かる期間は、基本的には実親の元で暮らすことができるようになるまで。数週間や1年以内など短期間委託から長い場合は成人になるまで委託を続けるケースもあります。

  • 養子縁組里親

    実親が親権を放棄する意思が明確な場合の養子縁組を前提とした里親です。児童が6歳未満の場合は特別養子縁組制度により、実子扱いでの入籍が可能になります(民法817条の2)。

  • 季節・週末里親

    お正月やお盆、夏休みなどに1週間前後、施設から家庭に帰省できない児童を迎える季節里親、週末に児童たちを家庭に迎える週末里親などもあります。

わたしでも養育里親になれるのかな?

25歳以上であれば、未婚の男性、女性、共働き夫婦であっても里親になることができますが、同居家族がいるなど、協力してくれる人がいることが必要です。

  • 児童相談所へ連絡、相談会に参加する

    まずはお住まいの地域の児童相談所へお問い合わせください。各地で開催されている里親相談会に参加し、里親について知ってください。

  • 里親の対象になるか、面接を受ける

    里親の対象になるかどうか、担当スタッフによる面接があります。疑問や不安点などもここで解決!

  • 里親になるための研修を受講する

    3回の座学と、児童擁護施設への実習が2〜3日程度あります。

  • こどもを迎えられる状況か、調査・審査を受ける

    資産状況や経歴書の提出、滞納している税金や犯罪歴の有無、研修での評価などをもとに、数回の面接を経て、里親として受け入れられるかどうかの審議にかけられます。

  • 環境や暮らしぶりを家庭訪問でチェック

    実際にこどもを受け入れる家庭をスタッフが訪問、安全面や衛生面、生活に十分なスペースがあるか、生活の様子などをみるとともに、常識やモラルも確認されます。

  • 知事・市長の認定、登録

    自治体により異なりますが、児童相談所への連絡から登録までは約6ヶ月程度です。

  • 里親と子供のマッチング

    「養育里親」の場合、面会や一時的な受け入れを重ねて、こどもとの相性を確認します。地域によっては一時的に保護する「一時保護里親」として、登録完了当日に依頼があるケースもあります。



里親になりたい人・里親・こどもたちのために 公益財団法人全国里親会