令和5年度「ENEOS 奨学助成」実施要項 【締切 2023年1月12日(金)】
【目的】
児童養護施設、母子生活支援施設および里親家庭の児童等が、高校卒業後の進学を希望する場合、経済的な理由により断念せざるを得ないことがあります。こうした児童等に対し、進学への道を開くことは、児童の自立の促進をはかることにつながります。
本助成事業は、児童養護施設、母子生活支援施設および里親家庭の児童等が高等学校卒業後、大学・短期大学・専門学校等に進学する際の支度費等の一部を助成することにより、児童の進学を金銭面から援助し、もって児童の社会的自立を支援することを目的に実施します。
【実施】
社会福祉法人 全国社会福祉協議会
【対象者】
募集対象者は、将来の目標の実現に向けて進学を希望する児童のうち、以下1~3のいずれかの条件を満たす者とします。
(1)児童養護施設
高等学校卒業後、令和6年度に大学・短期大学・専門学校等への進学(※1)を予定している下記の児童等。
①児童養護施設に入所している児童
②児童養護施設を退所した20歳未満の方(※2)
(※1)高等専門学校における4年次への進級も含む
(※2)年齢は令和6年4月2日現在の満年齢
(2)母子生活支援施設
高等学校卒業後、令和6年度に大学・短期大学・専門学校等への進学(※1)を予定している下記の児童等。
①母子生活支援施設に入所している児童
②母子生活支援施設を退所した20歳未満の方(※2)
(※1)高等専門学校における4年次への進級も含む
(※2)年齢は令和6年4月2日現在の満年齢
(3)里親家庭
高等学校卒業後、令和6年度に大学・短期大学・専門学校等への進学(※1)を予定している下記の児童等。
①里親家庭に委託されている児童
②委託解除後、引続き里親家庭で同居している20歳未満の方(※2)
(※1)高等専門学校における4年次への進級も含む
(※2)年齢は令和6年4月2日現在の満年齢
【助成金額】
対象となる児童等に、 1 人あたり10万円を助成します。
・本助成の返済義務はありません。
・他の奨学金制度との併用も可能です。
・原則として、助成金は施設・里親名義の銀行口座に振り込みます。
【募集人数】
800名
【応募方法】
(1)提出書類
今年度より、提出書類に「作文」を追加しました。
テーマ等については、「4.提出書類における留意事項」をご確認ください。
①申請書兼変更届
②作文用原稿用紙(指定)
③進学先学校の合格通知書または入学許可証等、進学先がわかる書類のコピー
(2)提出締切
令和6年1月12日(金)
当日消印有効/郵送のみ受付
(※提出期限を過ぎた申請は、理由の如何を問わず受付できません。)
(3)応募フロー
提出締切までに進学先が確定している場合
下記提出書類3点
①申請書兼変更届
②作文用原稿用紙
③合格通知書等のコピー
を提出締切までに提出
提出締切までに進学先が確定しない場合
下記提出書類 2点
①申請書兼変更届
②作文用原稿用紙
を提出締切までに提出
↓
進学先が決まった時点で、③の提出書類を追加提出
※ 審査委員会開催までに③の提出書類が提出されない場合、
助成可と決定されても内定扱いとなります。
【提出書類における留意事項】
①申請書兼変更届
・ 申請者は、児童養護施設及び母子生活支援施設の場合は施設長、里親家庭の場合は里親としてください(児童本人の申請は不可)。
・「 振込口座」は、施設または里親の銀行口座名をご記入ください(児童本人の口座は不可)。
・ 進学先が確定しておらず合格通知書のコピーを添付できない場合は、「入学希望校」の欄に第1志望校を記入し、当該志望校の合格発表日等をご記入ください。
・ 対象児童が複数名いる場合は、「申請書兼変更届」をコピーしてご使用ください。
・ 申請書記入後は必ずコピーを取り、保管してください。
(申請後に変更が生じた場合に「申請書兼変更届」の再提出が必要です)
・ 申請書兼変更届の記入内容に変更が生じた場合は、「申請書兼変更届」の控え(コピー)に変更箇所を赤字で修正のうえ、速やかにご提出(郵送)ください。
・ 進学先が変更になった場合は、当該学校の合格通知書等のコピーをあわせてご提出(郵送)ください。
②作文
・ テーマ 「将来の目標を実現するために、進学先で取り組むこと」
・ 字 数 600 字以上800 字以内
・ 様式等 作文用原稿用紙(指定)に、児童本人が自筆にて作成、記入すること。
【審査・助成の流れ】
(1)申請書類にもとづき、
(福)全国社会福祉協議会が設置する審査委員会において選考のうえ、助成の可否を決定します。
(2)審査委員会後、申請者には助成結果通知を郵送します。
助成決定者には 令和6年3月28日(木)(予定)に指定口座へ助成金を振り込みます。
(3)審査委員会開催までに③の提出書類の提出がなく「助成内定」となった場合、
③の提出書類が本会に届いた日の当月末(もしくは翌月末)に助成金を振り込みます。
【辞退】
申請後、諸事情により助成を辞退される場合は、必ず「辞退届」を提出ください。
※「辞退届」用紙データは募集要項最終ページに記載のホームページからダウンロードできます。
【申請書の提出・お問合せ先】
(1)申請者が児童養護施設、母子生活支援施設の施設長の場合
社会福祉法人 全国社会福祉協議会 児童福祉部
「ENEOS 奨学助成担当」(平野、髙柳)
〒100-8980 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル
TEL.03-3581-6503 / FAX.03-3581-6509
E-mail z-jido@shakyo.or.jp
(2)申請者が里親の場合
公益財団法人 全国里親会
〒107-0052 東京都港区赤坂9-1-7-857
TEL.03-3404-2024 / FAX.03-3404-2034
助成に関する詳細、申請書様式などにつきましては、
下記、PDFファイルをご覧いただき、ご確認ください。
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